ベトナム開発銀行に対する能力強化支援

ベトナム開発支援基金(DAF: Development Assistance Fund)能力強化調査

ベトナム政府は従来、産業インフラ整備に対しては主に政府予算と政府開発援助(ODA)を充てていました。しかし、高まる一方の資金ニーズに応えるには国内外から広く資金を集めて産業界に供給する金融システムの整備が不可欠と判断。政府内の開発支援基金を開発銀行に改組した上で、経営の自主性・効率性を高め、開発・産業金融に特化させることとしました。日本経済研究所は、ベトナム開発銀行設立プロジェクトを支援する世界銀行の入札に参加して当事業を受託し、2005年10月~2006年3月までの間、実施しました。これにより、現地職員に長期融資の審査方法や資金調達、職員管理などのノウハウを提供し、経済発展が進むベトナムの金融システム構築を後押ししました。

ベトナム開発支援基金(DAF: Development Assistance Fund)能力強化調査


ベトナム開発銀行能力強化調査

ベトナム開発銀行能力強化調査

その後、2006年5月にベトナム開発銀行(VDB: Vietnam Development Bank)が設立されましたが、ベトナムにおける財政、金融制度の枠組みの見直しと合わせて、政策金融の中核的機関となるベトナム開発銀行の効果的、効率的な能力強化に向けて必要な施策を検討し、事業効果を促進させるべく、2007年に国際協力銀行より当事業が公示されました。日本経済研究所はこれを受託し、(1)政策金融にかかわる問題点及び制度改善の進捗状況の調査及び分析をした上で、(2)ベトナム開発銀行の効率的・効果的な能力強化について、2007年6月に現地(ハノイ)にてベトナム政府機関や各国ドナー機関を招いたセミナーを開催し、提言を行いました。


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